2017.11.04 キックオフ!!まつもと市民大学2017を開催!

Category : コミュニティ まつもと市民大学

今年も「まつもと市民大学」を開講します!

まつもと市民大学とは、自分たちが住む地域である松本市(及びその周辺地域)や自身の暮らしのあり方について、違和感や課題意識を持つ人たちが、日本全国各地にて活躍する実践者たちの話を聞き、その場に居合わせた参加者たちとの意見交換を通じて、自らにアクションへと繋げていく「社会を変革する市民コミュニティ」です。

2015年より開催しているまつもと市民大学。2017年は11月4日より全5回9名のゲストを迎えて開講します。今後10年、松本だけではなく日本のローカル全体で課題と思われるテーマを、松本周辺のイノベーターと県外で課題に取り組むイノベーターが語ります。

視点の融合もあれば相違もあり、先進的に取り組むその先に見えているものを一緒に感じたり、リスクを取りながら動き続けるその熱量を共有できるこの貴重な機会にぜひ皆様もご参加ください!

 

2017 講座内容

2017.11.04 13:00~ まつもと市民大学 キックオフトーク ゲスト/北川フラム @KNOWERS MATSUMOTO

2017.11.04 19:00~ まつもと市民大学 Day1「これからの組織」ゲスト/相場正一郎、菊地徹 @栞日 sioribi

2017.11.18 19:00~ まつもと市民大学 Day2「ダブルローカル」ゲスト/後藤寿和、池田史子、瀧内貫 @KNOWERS MATSUMOTO

2017.12.02 14:00~ まつもと市民大学 Day3「工業とデザイン」ゲスト/二本栁友彦、宮本総子 @Fabスペース hana_re

2017.12.16 19:00~ まつもと市民大学 Day4「リノベーションとエネルギー」ゲスト/竹内昌義、東野唯史 @KNOWERS MATSUMOTO

 

キックオフトーク ゲスト/北川フラム


キックオフトークお申し込みはこちら:https://knowers.doorkeeper.jp/events/65704

キックオフトークとして、今夏、大町市にて開催された北アルプス国際芸術祭の総合プロデューサー、北川フラム氏をお招きします。
大町市の他にも、新潟県十日町市を中心に開催される大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレや、瀬戸内海の島々で開催される瀬戸内国際芸術祭をはじめ、さまざまな地域でなぜアートが求められるのか、アートと社会課題の関係性についてなど、さまざまお聞きしていきます。

 

概要

開催日時:2017年11月4日(土)13時スタート(2時間程度を予定/開始30分前より開場いたします)
場所:KNOWERS MATSUMOTO(長野県松本市大手1丁目3−29 丸今ビル1F)
定員:30名程度
参加費:2,000円

 

北川フラム(アートディレクター)

1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学卒業。
地域づくりの実践として、「ファーレ立川アート計画」、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」他。2017年には「北アルプス国際芸術祭 2017 〜信濃大町 食とアートの廻廊〜」の総合ディレクターとして長野県大町市において日本列島の地形や歴史と向き合った作品を公開。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ:http://www.echigo-tsumari.jp/

瀬戸内国際芸術祭:http://setouchi-artfest.jp/

北アルプス国際芸術祭:http://shinano-omachi.jp/

 

Day1「これからの組織」ゲスト/相場正一郎、菊地徹

Day1のお申し込みはこちら:https://knowers.doorkeeper.jp/events/65705

同日13時に開催する北川フラム氏によるキックオフトークの夜、独立系出版物を主に取り扱うブックカフェの栞日に会場を移し、1日目の授業を開催します。

いま松本をはじめ、長野県内や全国各地で、地域のストックを利用したり、商流のない自らの理想とする土地に場をつくるなど、新しい感覚でお店を開き、さまざまな企画により、より良い暮らしや時間の過ごしかたを提案している店主たちがいます。
その店主たちの活動を見渡したとき、抱える問題のひとつに、自分が店に立たないときにその店らしくあるためにスタッフとどう意識共有をするかなど、組織をどう形づくるかがあるように思い、栞日の店主、菊地徹さんとともに「これからの組織」として、授業を組み立てます。
ゲストに、LIFEオーナーシェフの相場正一郎さんをお招きし、自身のスタッフたちとの関係をどうしているのか、家族と過ごす時間との両立など、菊地さん自身の悩みを問いかけながら、組織論について深めていく授業にしたいと考えています。

 

概要

開催日時:2017年11月4日(土)19時スタート(2時間程度を予定/開始30分前より開場いたします)
場所:栞日 sioribi(長野県松本市深志3−7−8)
定員:30名程度
参加費:2,000円

 

相場正一郎(LIFEオーナーシェフ)

1994-2000イタリア、トスカーナ地方で料理修行後、2000年から都内で店長兼シェフを経て、2003年に代々木公園にカジュアルイタリアン『LIFE』をオープンする。東京・代々木公園をはじめ、全国に5店舗のレストランを運営する。それぞれの店舗にコンセプトを持たせ老若男女幅広いファンがいる。そしてカルチャーを作るお店作りに注目を受けている。その他、著書マイナビ『LIFEのかんたんイタリアン』筑摩書房『世界でいちばん居心地のいい店のつくり方 』を出版。今年6月にカナダ最大のポーク会社『hylifepork』のアンテナショップ『hylifeporktable』を代官山にオープンする。

代々木八幡 LIFE:http://www.s-life.jp/index.php

 

菊地徹(栞日 店主/ALPS BOOK CAMP 主催)

2010年大学卒業後、半年間のフリーターを経て、同年12月、松本市内の旅館に就職。2012年春から約1年間、軽井沢のベーカリーに勤務するが、松本の城下町気質や市街地の規模感に魅力を感じて松本に戻り、2013年8月、ブックカフェ『栞日』をオープンする。2014年7月からブックフェス「ALPS BOOK CAMP」を主催。2016年7月、都内から1台の活版印刷機を迎え、最初の店と同じ通りの数件先に移転リニューアル。限りなく家族に近いチームで店を営むことが、最近の最大の関心ごと。

栞日:http://sioribi.jp/

ALPS BOOK CAMP:http://alpsbookcamp.jp/

 

Day2「ダブルローカル」ゲスト/後藤寿和、池田史子、瀧内貫

Day2のお申し込みはこちら:https://knowers.doorkeeper.jp/events/65706

大都市圏からさまざまな地域への移住、またその両方に拠点を持つ2拠点居住など、さまざまなメディアを賑わせていますが、働きかた、生活をどう成立させていくかが主で、住むまたは拠点を持つ地域とのつながりは、あまり多く語られていません。
Day2のテーマは「ダブルローカル」。東京から離れた地に半移住をしそれぞれを「地元」と呼ぶ、2拠点居住の半歩先のような清澄白河と松代での実践について、デザインユニット「gift_」のおふたりにお聞きします。

 

概要

開催日時:2017年11月18日(土)19時スタート予定(2時間程度を予定/開始30分前より開場いたします)
場所:KNOWERS MATSUMOTO(長野県松本市大手1丁目3−29 丸今ビル1F)
定員:30名程度
参加費:2,000円

 

後藤寿和・池田史子(gift_/山ノ家)

2005年よりデザインユニット「gift_」として東京・恵比寿で活動開始、小さな文化交流拠点「gift_lab」を始動。
後藤寿和は空間や家具のデザインや構成、演出、池田史子はソーシャル・クリエイティブなプロジェクトの企画制作、スタイリング等を手がけ、共に広い意味での「場づくり・状況づくり」などの企画と実践を行っている。
イベント「セントラルイースト東京」(通称:CET、馬喰町・東神田などで空物件を利用してアートの展示などを行う)にディレクターとして参加。東日本大震災の後、縁あって新潟県十日町市松代にあった空家を改装し「山ノ家カフェ&ドミトリー」を2012年に始動。2015年に東京の拠点を清澄白河に移し、デザインオフィス・ギャラリーショップ・カフェを併設したgift_lab GARAGEをオープン。
現在は清澄白河と松代でのダブルローカルライフを実践、地域や人との縁を繋ぎながら活動を続けている。

gift_:http://www.giftlab.jp/

gift_lab GARAGE :http://www.giftlab.jp/garage/

山ノ家:http://yama-no-ie.jp/

 

瀧内貫(KNOWERSディレクター)

1978年大阪生まれ長野育ち。2009年株式会社コト社設立。地域に根ざし、各種広告やウェブサイトなどの制作を多数手がけるほか、地域課題を整理、解決するための活動やプロジェクトに携わるなど、空間デザインやプロジェクトマネジメント、コミュニティデザインの領域へと活動の幅を広げている。
自身のデザイン事務所である株式会社コト社のほか、これからの働きかたや暮らしかたについての学びをシェアする「まちの教室」ディレクター、クラウドット株式会社が運営するKNOWERSディレクターなど、多方面にて活動中。

 

Day3「工業とデザイン」ゲスト/二本栁友彦、宮本総子

Day3のお申し込みはこちら:https://knowers.doorkeeper.jp/events/65707

諏訪地域に移し「産業とデザイン」をテーマに、まつもと市民大学Day3を開催します。
諏訪地域の地場産業は転換点を迎えています。精密機械工業は技術を活かした製品づくりや仕組みへの移行、食関連の産業はその継続。そこにはクリエイティブの出番があるはずなのに、地域のクリエイティブと地場の産業は全体的にはまだまだ乖離して見えます。
現状のさまざまなプロジェクトについて知ることはもちろん、諏訪地域を飛び越え、周辺地域(たとえば松本など)とつながることはできるのか。
諏訪地域でさまざまな企画に携わる宮本総子さんと、ロフトワークに所属し、日本全国で地域産業とクリエイティブを融合させるプロジェクトに参画する二本栁友彦さんに、その可能性についてお聞きします。

 

概要

開催日時:2017年12月2日(土)14時スタート予定(2時間程度を予定/開始30分前より開場いたします)
場所:Fabスペース hana_re(長野県岡谷市山下町2丁目1-32)
定員:30名程度
参加費:2,000円

 

二本栁友彦(にほんやなぎともひこ)

千葉大学卒業後、建築設計事務所に勤務し住宅や商業施設の設計を担当。その後、民間初の廃校活用施設IID 世田谷ものづくり学校に勤務。ワークショップ・イベントの企画を担当後、企画統括・広報、現場責任者としてマネジメントも経験。 2014年ロフトワークに入社。地域産業とクリエイティブを融合させ、国内外問わずマーケットの獲得を目指すプロジェクトを中心に、行政、コミュニティ、空間に関連する業務を担当している。また、本業の傍ら日本全国を活動拠点とし、スペース活用やコミュニティ構築、イベント企画などを手がける。

ロフトワーク:https://www.loftwork.jp/

諏訪デザインプロジェクト:http://www.loftwork.jp/…/detail/promotion/20170509_suwa.aspx

 

宮本総子(有限会社クローバーデザイン 代表)

1971年下諏訪町生まれ。90年代のDCブランド最盛期に原宿アパレルメーカーに就職。ファッションの「流行を仕掛ける面白さ」に反して「消費される流行の早さ」に焦燥感を抱き、1998年岡谷市へ帰郷。地域情報にもデザインが必要と感じ、2004年会社設立。あらゆる人々の活動が社会の利益に直結するための情報デザインと、公共の利益を生み育てる地域デザインに取り組んでいる。SUWAブランド推進活動では、デザイナーの工場見学を不定期に開催し、商品開発の場作りをしかける。2016年ふるさとグローバルプロデューサー。

クローバーデザイン:http://www.428.co.jp/

 

Day4「リノベーションとエネルギー」ゲスト/竹内昌義、東野唯史

Day4のお申し込みはこちら:https://knowers.doorkeeper.jp/events/65708

リノベーションやエネルギー、エコハウスといったキーワードでは必ずお名前を目にする建築家 竹内昌義さんをお招きすることができました。対談相手として、諏訪市にReBuilding Center JAPANを設立した東野唯史さんにお願いしています。
これまでの3日間の開催では、アートから働きかたや暮らしかた、地域の産業について話す予定ですが、地域でそういった新しい動き、さまざまな企画の中でエネルギーが欠落して語られていることに疑問を感じています。
エネルギーを語ることは、これからの暮らしかたを考えること。今期最後の授業として、アートを出発点に、個と地域のあり方を考え、さらに大きなエネルギーについて考えてきた終着点としてお話しができればと思います。

 

概要

開催日時:2017年12月16日(土)19時スタート予定(2時間程度を予定/開始30分前より開場いたします)
場所:KNOWERS MATSUMOTO(長野県松本市大手1丁目3−29 丸今ビル1F)
定員:30名程度
参加費:2,000円

 

竹内昌義(建築家)

1962年神奈川県生まれ。建築家。
東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科 教授
『みかんぐみ』共同代表
1985年東京工業大学工学部建築学科卒業。
1988年東京工業大学大学院理工学専攻科建築学専攻修士課程修了。
2001年〜 東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科助教授
専門は建築デザインとエネルギー。
著書/『未来の住宅/カーボンニュートラルハウスの教科書』(2009年)『原発と建築家』(2012年)『図解 エコハウス』(2012年)
作品/山形エコハウス(2010年)HOUSE_M(2012年) JIA環境建築大賞受賞(2013年)、東北建築賞(2012年)最上の老人ホーム(2009年)(社会福祉法人 紅梅荘)東北建築賞受賞2013年

みかんぐみ:http://mikan.co.jp/

東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科:http://www.tuad.ac.jp/architecture/

 

東野唯史(ReBuilding Center JAPAN 代表)

1984年生まれ。名古屋市立大学芸術工学部卒。
2014年より空間デザインユニットmedicalaとして妻の華南子と活動開始。全国で数ヶ月ごとに仮暮らしをしながら「いい空間」をつくりつづけてきました。
2016年秋、建築建材のリサイクルショップReBuilding Center JAPANを長野県諏訪市に設立。ReBuild New Cultureを理念に掲げ、次の世代に繋いでいきたいモノと文化を掬いあげ、再構築し、楽しくたくましく生きていける、これからの景色をデザインしていきます。

medicala:http://medicala-design.com/

ReBuilding Center JAPAN:http://rebuildingcenter.jp/

 

まつもと市民大学の特徴

日本の各地域や松本で活躍するフロントランナーによるトーク

ゲストが取り組んでいる事業や解決したい課題、いまの事業を行うことになった原体験から、ゲストの熱量に触れる時間になります。

 

関心の近い仲間とのワークショップ

各コースには、「コミュニティ」「クリエイター」「起業」「イノベーション」「地方」など、興味・関心の近い仲間が集ままります。各講座のワークショップから自分がやりたいこと、これからやるべきことをしっかりと言語化し、仲間とディスカッションしたりアイデアを交換する貴重な時間となります。

 

交流会

講師や参加者の皆さんと交流する時間を基本的に設けていますので、強い連帯感が生まれ、お互いのアイデンティティーを確認できる場となることでしょう。

 

まつもと市民大学とは?

コンセプト:「実践するコミュニティ」

まつもとをよりおもしろい地域にするためのコミュニティです。

また社会人になると学ぶ機会が欲しいと思うものですが、地域の課題解決やまつもとの未来を自ら考え、行動できる人を増やす人材育成プログラムでもあります。

各地域や各分野ですでに実践されているエキスパートを講師として迎え、その想いや熱量、実際の事例などを知るとともに、ワークショップやフィールドワークから実践的な学びを得られることを目指します。

そして一番重要なのが同じ志を持った仲間と出会えることです。

「良い話を聞けた」「勉強になった」で終わらないように、共通の課題認識を持つ仲間とともに、地域での具体的な実践へと繋げて実践者のコミュニティを育てることがまつもと市民大学の目指す方向です。

 

対象

「コミュニティ」「クリエイター」「イノベーション」「地方」というテーマに興味のある方ならどなたでも歓迎。
何か始めたいというアイデアがある方から既にバリバリ実践している方もぜひ。
松本市在住でなくてもご参加いただけます。

 

こんな方にオススメ

地域のために何かしたいと感じている方
地域で取り組みたい事があり、アイデアや仲間を探している方
都内在住で松本との関わりを持ちたい方
松本へのIターンUターンを検討している方
多様な方との交流から新しいひらめきや刺激を受けたい方

 

注意事項

学校教育法上で定められた正規の大学ではありません。
駐車場はございません。近隣の有料駐車場または、公共交通機関をご利用ください。
満席の場合はキャンセル待ちを承ります。

 

参加条件

講座に積極的に参加できる方
その後、ワークショップで生まれたアイデアなどで個人またはグループで活動する意欲がある方
2018年2月末に予定する発表会に意欲的にご参加いただける方

 

お支払い方法

当日受付にて現金にてお支払いください。お釣りがないようにしてください。

 

お問い合わせ

TEL 0263-36-8890
FAX 0263-36-8891
E-mail:hello@knowers.jp
HP:http://knowers.jp

※出席をキャンセルされる場合は必ずお電話ください。
※当日のイベントの様子を撮影した写真や動画をWEBサイトやチラシ等に掲載する可能性があります。掲載を望まない場合はお申し込みの際にお知らせください。

 

よくある質問

Q.チームを作ることは前提ですか?
A.本プログラムは、仲間作りと実践が目的のため、基本的にはチームで実践をしていただきます。既に活動している団体やどうしても個人で活動したい場合はご相談ください。

Q.2月のプレゼンテーションに出席することは必須ですか?
A.可能な限り参加をお願いしておりますが、必須ではありません。

 

パンフレット

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