松本で何かやりたい/やってる人とそれを応援してくれる人をつなげるプレゼンイベント「まつもとコネクト」。毎月最大3組の登壇者が自身のアイデアや活動、事業をプレゼンし、活動の中で抱えている困りごとや皆と一緒に考えたいこと=オファーについて、会場全員でアイデア出しをしていきます。
コワーキングスペースKnower(s)にて月1で開催し、今回で12回目を迎えました!
長野市と東御市でもコネクトが始まり、2年目も一緒に盛り上げていきます。
トップバッターは、子ども向けのプログラミング教室「BeeTree」を運営している濱田さん。
スクラッチを中心に、プログラミング言語を使った「考える教育」を目指してスクールを2014年に開催しました。
現代は、PCが格段に進化&普及しているなかで、子ども向けのプログラミング教育が普及しつつあります。東京では子どもに通わせたい人気の教室になっていますが、長野県では、まだまだ認知度・普及率ともに低いままです。
プログラミングは体験してみれば、好きな子はのめり込んで、ハマっていくそうで、濱田さんのプログラミングスクールを辞めた子は過去ひとりだけとのこと。
プログラミングはあくまでもツール。本当に大事なことは世の中のことを知り、自分の頭で考えること。
そして、子どもたちにはプログラミングを通して、自分で試行錯誤しながら作ってみるという体験をして欲しいと語る濱田さんからの問いにはこんな意見が。
・お金の大切さを教えられないか?稼ぐのって大事。
・自然や宇宙のことが良いかも。
・ゲームの作り方。実際に作ってみるのも良い。
・親子で一緒に学べるものが良い。
・親をターゲットにすると良いのでは?
・学校の先生に営業をかけて、生徒に勧めてもらうのも手。
・母親を説得するには、「塾に通う=成績が上がる」ような明確で分かりやすいメリット提示が必要。
・プログラミングを既に知っていて理解のある層以外を取り込むには、見せ方を変える必要があるかもしれない。例えば、「感性教育に役立つ」とか。
他にも会場からは様々なアイデアが出てきました!
濱田さんのプログラミング教室はKnower(s)でも、毎週水曜日17時から開催されています!
お子様がいる方は是非参加してみてはいかがでしょうか?
お問合せはコチラ
4月に松本にUターンしたフリーのヨガインストラクター青木トモヒトさんは、地方では珍しい男性のヨガインストラクターです。
子どもの頃、二分脊椎症という障害を持っていましたが、食生活の改善やカイロプラクティックなどの代替医療により改善。
その後、身体と心に包括的に作用するヨガと出会い、自分の人生をかけてやっていくものだと直観的に感じて、ヨガインストラクターとなりました。
女性のイメージが強いヨガですが、メジャーリーグのイチローやApple創業者のジョブズもヨガをやっており、元々は男性が修行するためのものだったとのこと。
科学的には、どうして身体・精神に良い影響を及ぼすのかが解明し切れていないヨガですが、NASAやサイバーエージェントでも取り入れています。
身体的にも精神的にも良いヨガを地元の松本市でも広めたい青木さんからは、「男女ともにヨガを拡めていくアイデア」と「スタジオを開くための物件情報を知りたい」という問いが投げられました。
・ヨガ=女性のものというイメージはやはり強い。ジムに通っている男性は多いので、トレーニングになるという見せ方をするのが良いのではないか。
・効果が出るまでの時間も視覚化できると宣伝に使えるかも。
・男性が疲れた時にどこに行くのか?から発想するのも良い。リラックスできる施設でヨガをやらせてもらうのが良いかも。
・固くても大丈夫ということを発信していくと良い。
(借り方でも良いのでご存知の方いましたら、教えてください)
・空き家を探す時は足で稼ぐと良い。空き家っぽい家を見つけてひたすら大家さんを知らないか聞いていく。
・リノベーション物件には空き家の情報が集まることがあるので、聞くと良いかも。
・条件が厳しいかもしれない。大きい物件は福祉施設になっていることが多い。
青木さんは月1で、「男ヨガ」という男性限定のヨガレッスンをKnower(s)で開催しています。
試しに、会場の男性に何曜日の何時が参加しやすいか聞いてみた所、一番人が集まりやすいのは 水曜日の20時 でした。
ちょっとしたアンケートができるのもコネクトの魅力ですね(笑)。
(2017/4/22追記:その後、青木さんのヨガスタジオが開設されました!現在、青木さんのヨガはKnower(s)ではなく、スタジオで受けられます)
両親が大の本好きだった影響で、自分も本の虫になった信州大学生の越智さんは最近、浅間温泉の下宿に古本屋「おんせんブックス」をオープンさせました。「温泉街の雰囲気と共に本屋楽しんでもらうこと」を大事にし、ほっとする本をメインに紹介しています。
※おんせんブックスの取材記事はコチラ
【取材】温泉街に本屋を開店!?「おんせんブックス」を営む大学生にトツゲキ!【meet the knower #01】
本屋をやっていると「昔は読書をしたけど、今はあまり読まない」「本がある場所は好きだけど、なかなか読まない」という声をよく聞くそうです。
活字離れが進んでいると言われているなかで、本屋にとって読書をする人は宝石のような存在。だとしたら、「昔、本をよく読んでいた」という人は、原石なのではないか。
越智さんは、その層に働きかけるにはどうすれば良いのかを考えています。例えば、「本は好きだけどなかなか本を開くところまで行かない」という人に向けて「なんとなく本が好きな人のための読書会」というイベントを不定期で開催しています。
今回のコネクトでは、越智さんから会場に向けて3つの質問が。
・忙しくて時間がない…(この答えがかなり多かったです)
・本のレビューを見れば事足りるようになったから。
・とにかく小説・ビジネス書・新書など色々読んだ。雑食。
・推理、SF小説。
・ビジネス・資格本など実用性のある本が好きで読んでいた。
・表紙の印象。主にフィーリング。
・雰囲気で手に取って、途中まで読んでみて読むか決める。
・簡単でわかりやすい本。
越智さんが言う通り「昔は本をよく読んだけど、今は全然読まない」という人や「amazonのレビューを見ればだいたい内容が分かるから読まなくなった!」という強者まで様々な参加者の声が聞けました。
越智さんが「番頭」をしているおんせんブックス、ぜひ足を運んでみてくださいね。
プレゼンの後は交流会。プレゼンターも視聴者も関係なく、異業種や立場が全く違う人との出会いや新しい気づきが生まれています。
今回も終了時間の22時になっても話が止まらず、なかなか閉会しませんでした(笑)。
※最新のまつもとコネクトの申込みはコチラのページから。
https://knowers.doorkeeper.jp/
(Knower(s)のイベントページに飛びます)
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