こんにちは。Knower(s)スタッフの原です。
僕は生まれも育ちも長野県ですが、長野県の話をしていると、よくこういう話になります。
「自然は豊かで、食も悪くない。国宝だってあるし、長野県って良いところがいっぱいある。でもPRが下手なんだよね」
また、松本市のインバウンドについて知人と話している時もこんな話になります。
「松本城以外にもこの地域って魅力がいっぱいあるんだけど発信力が無いんだよなぁ」
きっといまこの記事を読んでるあなたも一度はこういう会話に遭遇したことがあるはず。地域づくりに携わっている人ならなおさらです。
自分の住む地域、発信が下手なんじゃないか問題。
きっと日本のほとんどの地域はこの課題を抱えているのではないかと思います。
まつもと市民大学DAY2「地域の発信力を高めるクリエイターコース」では、そんな悩みを解決するヒントが得られるかもしれません。
今回の記事では、そんなクリエイターコースのゲストを紹介いたします。
予算が無いけど、多くの人に情報を届けるには・・・?
そんな悩みを抱えながら、団体運営や情報発信している方は少なくないと思います。
特に市民団体の多い松本市では、「関係者には情報を届けられるけど、ターゲットにしたい層に情報がうまく届かない」という声がよく聞かれます。かといって、大々的に広告を打つ予算もない。
何か活動をしていて、情報発信をしている人なら共感するところがあると思います。
一人目のゲストは、戦略的にバズらせる(爆発的に拡散させる)ことを得意とする砂流恵介さんです。
「お金がないから頭を使うーー元エイサー広報・砂流恵介のゲリラ戦術がやばい」というタイトルでまとめられているほどです。
▼NAVERまとめは15万ビューを超えています・・・!(本人公認のまとめです笑)
(NAVERまとめ記事より|http://matome.naver.jp/odai/2138261979010999701)
砂流さんを紹介する時に、よく取り上げられるのがエイサー時代に仕掛けたゲリラPR。
年末年始にApple社のノートPC「Macbook air」が欲しい!とApple福袋を8日間並んで買ったライターに、Macbook airに外観が似ているエイサーのノートPCをプレゼントし、話題になりました。
▼その時の様子を記事にしたものがこちら。
その時の様子を砂流さんは、このように語っています。
記者の男性は1番に念願のラッキーバッグを手に入れたものの、福袋には狙っていたMacBook Airではなく、iPod nano が。その落胆した様子を同サイトの記事で知り、エイサーとしてできることはないかと考えました。
「もともとエイサーが好き」と公言されている記者の方だったこともあって、感謝の意を示したいと、「MacBook Airに見た目が似ている」と言われている(笑)、弊社の最新ウルトラブック「Aspire S7-191」を届けに行きました。すると、感激した記者の方が、画像入りの記事でその様子を紹介してくれたんです。
記事のいいね!数は2,500を超え、1200以上もツイートされました。これはメディアの方との協力関係の例ですが、自分の直感を信じて行動した結果、予想以上の反響が生まれたのは嬉しかったですね。
枠に捉われずに、PRの切り口を試してみるということの大切さがよくわかります。
当日のまつもと市民大学では、実際の事例をご紹介いただきつつ、PRの切り口とコピー、ビジュアルをどのように使うとより多くの人に届くのか?を解説していただきます。楽しみ・・・!
まずはこちらをご覧ください。
(https://www.youtube.com/watch?v=kk401WnUSFcより)
この動画はあのTKすなわち小室哲哉さんが作曲した、クロレッツのCMソングなのですが、この歌詞を書いたのが塩谷舞さんこと「しおたん」です。
実はこのCMソング、成り立ちがすごいんです(表現が直球過ぎますが…)。
今年の春に、「小室哲哉さんとコラボしたよ!!!!」という画像を、自分のプロフィール写真と少し文字を入力すれば、誰でもすぐに作成できるというクロ●ッツのキャンペーンが行われました。
そのキャンペーンがリリースされて早い段階で、しおたんさんもTKとのコラボ画像を作り、自身のfacebookに「作詞家デビューすることになったよ!!!!!」と投稿したところ、半端なく信じられてしまい本人がコントロールできないほど、情報が拡散されてしまったんです(業界人も信じてしまったらしい)。
僕ならいたたまれなさに、外部との関わりを絶って半年くらい引き篭りたいレベルの事態ですが、しおたんさんはこの逆境に立ち向かっていきます…!
▼その時の様子を書いた記事がこちら(画像をクリックすると記事に飛びます)
(http://ciotan.com/2016/04/28/clorets/より)
元々はCINRAというWeb制作会社でWebディレクターや広報として働いていた塩谷さん。
WebやSNSを使ってどのように人を動かすような情報の伝え方ができるか、お話をお聞きすることができます。
「理念とかルールのスタートが、“世の中のあるべき姿”ではないんですよね。おそらく、ほとんどの組織が“事業”をもとに作っている。」と語るのは一般社団法人リディラバ代表理事の安部敏樹さん。
まずは、実現したい世の中を描き、その上でどんな事業が必要なのか、事業・組織・個人はどうあるべきかを積み上げていく。リディラバは、「社会の無関心を打破する」ことを掲げ、それに紐付いた社会問題の現場へのスタディツアーや社会問題を発信するメディアを運営しています。
まずは、実現したい世の中を描き、その上でどんな事業が必要なのか、事業・組織・個人はどうあるべきかを積み上げていく。
リディラバは、「社会の無関心を打破する」ことを掲げ、それに紐付いた社会問題の現場へのスタディツアーや社会問題を発信するメディアを運営しています。
▼詳しくはこちら
http://r25.jp/career/00053862/
<1コマ目>
9:00〜12:00
講演&ワークショップ:砂流恵介さん(ゲリラPR活動家)
ー12:00〜13:00|昼食ー
<2コマ目>
13:00〜16:00
講演&ワークショップ:塩谷舞さん(ライター・編集者)
ー16:00〜17:00|夕食ー
<3コマ目>
17:00〜20:00
講演&ワークショップ:安部敏樹さん(一般社団法人リディラバ代表理事 )
<まとめのワークショップ>
20:00〜21:00
・日 時|11月19日(土)9:00〜21:00
・定 員|20名
・参加費|6,000円(原則通し参加でお願いしていますが、どうしても通しで出られない場合はご相談ください)
・場 所|コワーキングスペースKnower(s)
・申込み|https://knowers.doorkeeper.jp/events/52853
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