秋も深まってまいりましたが、みなさまはどのようにおすごしでしょうか。
ところで信州は山がたくさんあることで有名ですよね。登山初心者でも気軽に楽しめる山があるとのことで、10月のとある土曜日に家族で乗鞍岳に行ってきました。
両親の年齢が上がってきたこともあり、チャンスのあるうちにいろいろな場所に行っておこうということで、なんでもない土日に家族が集結しました。
送られてきた写真の解像度がちょっと低めですが、雰囲気を察してください!
なんと、乗鞍岳は標高2700mのところまでバスで行けてしまうんです!登らなくていいんだ…。
わたしのように登山をほとんどしたことのないひ弱な人間でも、山を楽しむことができちゃいます。
バスの乗り場はこちらの乗鞍観光センター。
しかしここまで来る間に若干車酔いをしてしまい、外の景色に思いを馳せつつもグッタリ寝てしまいました。
乗鞍岳の2700メートルのあたりはこんな感じです。
正直こんな景色はみたことがありませんでした。この日は天気がよく、遠くの山々まできれいに見渡せます。
近頃天気が良くない日が続いていた気がするので、このきれいな青空には感動。
しかし寒い。完全に外気温が冬でした。
トレーナーの上にシャカシャカした上着を着ていたのですが、寝起きだということもあってめちゃくちゃ寒かったです。
天気がいいのに、寒いんだぞ〜!
この時点で標高2700mなのですが、もう少し上まで歩いていけるコースがあったので行ってみることに。すると…
なんだか具合が悪い。
なんだか意識が頭のうしろに溜まっている感じで、ぼおっとしてきました。
こちら景色を目の前にしながら寒さと気圧の変化に負け、到着後およそ10分でダウン。薄暗い休憩所でひとり甘酒をすすっていた姿は、さながら粗大ゴミのようだったと思います。
それにしても、すばらしい景色だったなぁ〜。
ちなみに、上からの見晴らしはこんな感じのようです。
帰りのバスからみえた景色もすばらしく、バスが走っているのに車窓からの眺めが変わらないんです。
あまりに高い場所にくると、思いもつかない視点を得られるのか…。ここは日本なのかい、と思いながらまたグッタリと眠りました。
下山後は、観光案内センター付近にある滝に行ってみました。
標高が下がったことにより謎の浮遊感はなくなったので、ここではすこし元気を取り戻すことができてよかったです。
目がさめると思いもよらない眺めが広がっていて、山を知らないわたしからすると「異空間」と形容したくなるような感じでした。自然の造形もまた、摩訶不思議なものですね。
とにかく、ここ最近みたもののなかで一番印象に残っている景色だったと思います。
全く登山できていなかったわたしですら、この眺めにありつけるとは…。
ちなみに春にはいちめんに花が咲いたりするそうなので、別なシーズンの乗鞍岳の様子も気になります。
こうして高い山に行っても具合が悪くならないよう、日頃から健康づくりには気をつけていきたいと思いました。
それではまた次回、ごきげんよう!
(文章:えづれ 写真:えづれ父)
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