5/18水曜 19:00より開催されました。
私、提案者ナスカ(成田あすかなので略してナスカ)は大学時代に山小屋でバイトし、山で過ごす素晴らしさを知り、いかに休憩時間をおやつか昼寝にあてるか考えていた、へっぽこスタッフ(笑)
山小屋で旦那さんと出会い、春に埼玉から松本へやってきてました。
そこでふと思ったのが、都内では「やま」って憧れの対象みたいなところがあって、「やま」のイベントがたくさんあるけれど、松本って山って日常で、山好きって集まる機会があるのかな?と素朴な疑問がありまして、
そこに、コーディネーターの越智ちゃんが現れて、登る山、登り方、楽しみ方、目的も様々で、みんなが持ってる「やま」を共有してみたら面白いのではないか?
また、テーマ絞って話したら、山好きならではの「こだわり」が見えて、その人となりが知れて、もしかしたら山を登る仲間ができたり、
山を登らない人にとっても、そこで興味を持つことができたり、分からないことは気軽に聞ける場になればいいよね!!きゃっ!きゃっ!!
とゆるーい感じにスタートしたのでありました。
何を隠そう越智ちゃんは大学のワンダーフォーゲル部の部長。
サークルはサークルで決まりが強くそれがあっての山登りなので、また違った見え方の「やま」をいろんな視点、立場からみてみたいという思いがあったそうです。
そんな凸凹な組み合わせでお送りしました、記念すべき第一回が「道具編」ということで、
みなさんに、装備、服装、工夫、おすすめグッツ、山にまつわる道具をお話しやすいように、始めに「やまのこと研究会シート」なるものを作って記入してもらいました。(ちなみに登ったことがない人や、これから登る希望がある人は、こうしたい格好、もってきたい物の妄想、あと聞きたいことなどを自由に書いてもらいましたよ。)
そんな感じでゆるやかにはじまった、やまのこと研究会。
私たち含めて11人の参加者がお集まりいただきました!!
(わぉ!!ありがとうございました。)
まずは自己紹介を一通りざっくり・・・と思っていたのですが、
みなさんの山にまつわるご自身のお話が濃く、
ざっくりどころか、みなさんの山に対する想いが出てくる、出てくる・・・。
それぞれの「やま」との関係性を聞くことで、その方の登る山、登り方、目的、憧れが見えてきて、どんどん掘り下げたくなる!!
どうやら、今回は私とおんなじ山小屋勤務経験者の方から、
小さいときからなんとなく山に触れてきたって方、
家族で山を楽しまれてる方や
スキーやスノボをやってきて、これから新たに夏の山をやってみようと思ってる方、
山用品屋さんで働いていた方に、世界に日本の山の魅力を伝えたい方まで、
本当様々な山との繋がりを持った方がこの場に集結してくださったようです。
これだけでも「やま」ひとつとっても様々すぎて、普段決まった人としか登らない私にとってはかなり新鮮なものです。
そして、今回のテーマである「道具」について
さっき書いてもらったシートを足がかりに一人づつ、お話してもらいました。
モニターで写真を見せながら、今使ってる装備について語ってくれたり、
実際、自分が今、大事に使ってる道具を連れてきてくださる方がいたり、
お子さんを背負って登るのでいかに荷物を沢山持っていけるか、考えている方。
これから山に登りたいけどどんなものを揃えたらいいか聞きたい方。
山道具から始まる、山でのあるある話に花が咲いたり、
自身の体験談を交えておすすめのもの、失敗したもの、ちょっとした工夫のお話に参加のみなさんも前のめりになって行きました。
いつの間にか参加者の方がスマホのちいさな画面にみんなで覗き込む様子がみられ、道具を通してそれぞれの「やま」を知ることができました。
どんどん、参加者のみなさんの笑顔がほころび、
目がキラキラ輝いていく様を目の当たりにして、山の繋げてくれるパワーを感じます。
山でサッカーのユニフォームを着て行ったら、違うチームなのに仲良くなったというエピソードを話してくださる方がいらっしゃいました。
確かに山で出会うのは、同じ苦労や達成感を共有しているからこそ、
日常で出会うのとは違う特別感がありますよね。
「山が開放させてくれるのかも」という声もありましたが、まさにそうですよね!!
特に今回感じたのが、「道具」というものが、
「やま」をやる上で非常に大事で、実用性はもちろんですが、
悩んで選んで使って、実際共に山に登りおりて、手入れして…を繰り返すことで、
みなさん、どこか道具を道具としてではなく、大事な相棒としてみてらっしゃるのが、自分も山を登るものとして、とっても嬉しいことでありました。
ときには命すら守ってくれる大事な仲間。これからも大事にそして、工夫して、また新しい仲間を迎えるときはドキドキウキウキしながら、「やま」に行くんだろうと思います。
そんな感じに、ほくほくした時間を過ごす中で終わった第1回やまのこと研究会でしたが、
嬉しいことに、終了後も話が盛り上がる参加者のみなさま。
Knower(s)飛び出して、みんなで登りに行きたくなるではありませんか!!
ご自身で作られた、山の写真をアルバムで持ってこられた方もいらっしゃたんですね!!
すごいー!!
そういう時間も組み込めば、よかったーと、次回に期待しながら、
イベントが終わってもなお、Knower(s)の「やま」時間はふけていきました。(消灯前の山小屋みたくなってました 笑)
帰り際のみなさんの顔があんまりに素敵だったので激写。
そんなわけで、ほぼ写真で振り返りました、やまのこと研究会♯1 ~あした、なに持ってやまにいく?~でしたが、
「やま」のコミュニティーって、日々の生活を豊かにできて、
特に、山がいつでもそばに感じられる松本平に住む人たちにとって、
それぞれの「やま」を共有できる場所があるというのは、これからの新たな発見ができる面白い場所になりそうだなぁ、と実感したイベントでした。
本当に参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
また次回も、どんな「やま」に会えるか楽しみです。
▼次回、イベントはこちら。
「【やまのこと研究会】 どこでどんな山をみる?‐天気・シチュエーション編‐」
6月29日(水)19:00~21:00
https://knowers.doorkeeper.jp/events/45547
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