7月25日(土)、まつもと市民大学の第一回目の講義が開講されました。
まつもと市民大学は、地域についてもっと知りたい、学びたい、考えたい人のための場です。
第一回目となる今回は本荘修二さんを講師にお迎えし、「起業×地域」をテーマに開講されました。
経営コンサルタントであり、多摩大学大学院客員教授である本荘さん。起業にまつわるさまざまな事例を挙げながら、真摯に講義してくださいました。
長野からグローバルスタートアップを生み出す方法ということで、まず、起業家精神とはどのようなものであるか、アメリカ発のタクシーアプリ「Uber」や宿泊施設として各国の家と人をつなぐ「airbnb」など、世界中のビジネスやプロジェクトを参照してくださいました。
これからも生き残る仕事をするためには、常に変化し続ける世の中に対し、誰のどのような問題を解決するのかを明確に持ったうえで、仕事のやり方を見直したり、既にあるものを新しい技術で革新したりするような姿勢が必要になるようです。
現在、地方ならではの面白い動きがどんどん起き始めている状況にあるとのこと。松本からも数億を稼ぐ企業が誕生する可能性があるかもしれませんね。
講義の後半にはワークショップとして、南木曽町で地域おこし協力隊として活動している受講生の方が現在計画している空き家再生事業について、グループに分かれて議論、アイデア出しをする時間が設けられました。
10分という短い時間ではありましたが様々な視点の提案が生まれ、事業プレゼンをした受講生の方も大変参考になった様子でした。
本荘さんから受講生の方々には課題が出されます。今回の課題は、自分の考えたビジネスやプロジェクトのチャンスを特定し、アイデアを検証、軌道修正すること。問題点もしくは次のステップを見つけるようなアイデアのぶつけ方をすること。
出された課題は、各々考えるもよし、ゼミで持ち寄って考えるもよしです。今後どのように成長するのでしょうか。
まつもと市民大学は、毎月第4土曜日の13:00〜16:00に開講となっています。
次回は、8月22日(土)に開講。「カフェ×地域」がテーマです。
地域や大学と連携したカフェの事例紹介をはじめ、カフェ運営のコツや、人を巻き込むプロジェクトの進め方まで経験談をベースとした講義になる予定です。ご期待ください。
▼まつもと市民大学第2回の詳細、お申し込みはこちら▼
【一回のみのお申し込み】
https://knowers.doorkeeper.jp/events/27208
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https://knowers.doorkeeper.jp/events/27207
本事業は「地域発 元気づくり支援金」を活用しています。
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