▼長野Art Directors Club（長野ADC）
様々なジャンルのクリエイターが個人の資格で参加･運営する会員組織（非営利の任意団体）です。年1回の作品公開審査と受賞イベントおよび年鑑の発行を主活動とし、クリエイター自身の自己啓発や意識向上、レベルアップのために、互いに切磋琢磨し刺激を与え合う機会や場を創出します。
主催：溝口 諒（でざいんと、長野ADC中南信地域担当）
ーーよろしくお願いします！ まず、開催しようと思ったキッカケを教えて下さい。
私は岡谷出身で、現在は塩尻を拠点にデザイナーをしているのですが、中南信のデザイナーのつながりがなほとんどないんですよ。まずは横のつながりを作りたいと思って。4/11に長野ADCが設立されるということもあり、今回のイベントを開催することにしました。
ーーなるほど。横のつながりという点で長野市はどうなんですか？
長野市では、デザイナー同士の横のつながりが強く、勉強会や飲み会が開催されていることを知っていました。しかもそれが仕事の取り合いになっておらず、お互いに高め合う環境となっていることが前々から良いなと思っていました。
ーーつながりがあると良いデザインは生まれやすい？
生まれますね。やはり中南信と比べて長野市のデザインはクオリティが高いように思います。中南信は個で活動してる人が多く、もっと良いデザインが出てくる環境を中南信でもつくりたいと思い、今回多くの方にお声掛けさせていただきました。
ーーADCってどのくらい認知されているのですか？
実はデザイナーさんでも知らない人がいます(笑)。入ったらどんなメリットがあるの？とか聞かれたりもしますよ。ADCはクリエイターの「クラブ活動」、審査会は年に１度の「運動会」とも言われていて、普段の仕事の成果を出し合って切磋琢磨する場です。デザイナーだけでなく、是非地域の企業さんにも知ってもらって、デザインの価値を認識してもらいたいなと思っています。こんな良いデザイナーさんが長野にもいるんですよと。
ゲストの作品紹介と各地域のデザイン事情、どのように長野ではデザイナー同士の横のつながりを作ってきたのか、東京VS長野の話、ADCの説明などが行われました。
［ゲスト］
松本を代表して参加されたウチダゴウさんからは、松本にあるBookCafe「栞日」さんのショップカードを紹介。また、松本のデザイナーの横のつながりの弱さについて指摘がありました。
長野市の轟久志さんからは、長野市のデザイナーの横のつながりは飲み会で育んてきたとの話がありました。また、自らのデザインだけでなく、今日の日のために持参された長野県各地域の日本酒についても熱く語っていただきました(笑)。
また、ADCの審査会はテーマのあるコンペではなく、普段の仕事を評価するという特徴も良い点であるという指摘もありました。選ばれた作品は、１年に１回発行されるADC年鑑に掲載されるとのこと！
そして、しっかり二次会も行われました（三次会もあったようですよ笑）。
今後も定期的にデザイナー交流会（という名の飲み会かもしれない）は開かれる予定とのことで、とても楽しみです！
（Knower(s)が会場になることを切に願う…!!!）
さて、長野ADC設立記念パーティーが4/11(Sat.)に開催されます！
デザイナーだけではく、ディレクター、コピーライター、フォトグラファー、イラストレーター、プランナーなど、様々な県内クリエイティブ関連の方々が参加できます。一緒に長野県のクリエイティブを盛り上げていきましょう！！（Knower(s)勢も参加予定ですよ！）
▼詳細はこちら
長野ADC設立記念パーティー（Facebookイベントページ）
［追記］
松本経済新聞さんでも今回のイベントが記事になっていますよー！
長野アートディレクターズクラブ発足 県内全域のクリエーターに参加呼び掛け
（取材：柚木 真）
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