【イベントレポート】3D Printerで今年の干支「未」を作ろう!〜3D Talk&Make〜

Category : EVENTS レポート

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 近年、徐々に普及してきている3Dプリンター。今回は干支の未(ひつじ)の工作と、3Dプリンターの可能性についてのトークイベントを行いました。

 まずは、データを印刷にかけ、3Dプリンターの仕組みを説明。フィラメントと呼ばれる材料を熱で溶かし成形すること、現段階の3Dプリンターだと成形の段階で失敗する可能性もあることなど、実際に動いている3Dプリンターを見ながら、講師の早稲田さんからお話を伺いました。

 成形には今回作成した小さな未であっても20分以上時間がかかるので、完成を待ちながら、2回にわたってトークタイムを設けました。義足や心臓といった医療分野での可能性、チョコレートかざりや楽器の成形など様々なユーザーが楽しみながら3Dプリンターを使っていることなどが印象的でした。また、機能と価格のお話では、工業製品として会社が導入する1000万以上のものもあるが、近年価格が下がってきているので家庭でも置ける10万以下のものもでてきたことなど、3Dプリンターの現状と未来の可能性についての話が聞けました。

 トークを挟んで完成品を取り出し、フィラメントのまわりについているガードを外す作業では、「意外と軽いし、固い!」「取り出したばかりだと、少し暖かいんですね」など様々な感想が飛び出していました。実際につくったものは、お土産として参加者にひとり一つずつプレゼントをしました。

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 参加者の中には小学生のお子さんも多く、将来は3Dクリエイターになりたいという夢をもった子やプログラミングが趣味という子から、積極的に質問をする姿も見られました。本業で設計をしている参加者の方からは、金属加工の専門的な質問も飛び出し、思い思いに3Dプリンターの世界を楽しめたイベントだったように思います。

 リクエストも多かったので、今後も続けてイベント立てできたらと思っています。
今後の情報も要チェックです!(最後の写真は7時間かけて作ったモコモコ羊キーホルダー!)
2015-01-30 13.05.24 HDR

  
B!
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