Category : meet the knower 記事
こんにちは。暑いですね。
季節が夏へと移行せんとしております。
果敢に攻めてくる夏に負けじとおしゃれをしてやりたくなりませんか。
あ〜おしゃれになりたァい〜と思っていたら、なんと家の鍵を紛失しました。
失意のどん底で駅前を歩いていると、あれ、こんなお店あったかな…?というようなかわいいお洋服屋さんがあるではありませんか。
ということで!今回はそんなかわいいセレクトショップFAONS(ふぁーんす)さんにいってまいりました!
これまで9年間アパレル業界に携わって来たというオーナーの鹿川さんは、とても気さくで可愛らしい方。
初対面のわたしも楽しくお買い物することができました!
(※その後、鍵は大家さんに頼んで開けてもらうことができました。ありがとうございました。)
鹿川 彩佳(しかがわ あやか)
長野県出身
FAONSオーナー
結婚式のお呼ばれにも着られる服、
浴衣、普段着、新しい服、古着、
いろいろ置いています
夜9時まであいているので、
仕事帰り、飲みに行く前、待ち合わせなど
好きなタイミングで寄ってください
周りに服屋さんがないような場所なので、穴場です
セレクトショップFAONS(ふぁーんす)さんは、松本駅より徒歩五分ほどの繁華街の中にあります。
ーーこちらのお店はいつオープンされたのでしょうか?
鹿川さん:2016年5月21日。
ーーおお〜!ほんとに最近だ!準備はいつからされていたんでしょうか?
鹿川さん:約半年ですね。
ーー結構急な話だったんですね。
鹿川さん:もともとアパレルは9年やってたんですよ。
自分のお店やりたいってなったときに、ネット販売にするか、実店舗を出すかで悩んでて…。
でも友達に、「お店やりなよ!」って背中を押されたんですよ。
そしたら、ここの物件があいてるっていう話がきて。
だったらネット販売じゃなくて実際にお店をやろうかなって。
ーー松本で開いたのはなぜでしょうか?
鹿川さん:やるなら松本かなって。前の仕事もずっと松本だったので。
ーーそうなんですね!ちなみにここはもともと何の場所だったのでしょうか?
鹿川さん:魚屋さんだったんですよここ。6年前くらいまで営業していたらしくて、はじめはニオイとかすごくて!!笑
この試着室のところのくぼみとか、冷蔵庫があったんですよ〜。
ビフォーアフターを見せたらびっくりするぐらい、ほんとに全然ちがうんですよ笑。
ーー魚…!
鹿川さん:ここらへんのおじいちゃんとかおばあちゃんとか、「わぁ今風の店に変わってる」とかって。ずっとシャッター街だったらしくて。
魚屋さんだったようには見えない。
ーーお店の名前の由来は何ですか?
鹿川さん:お店はFAONS(ふぁーんす)っていうんですけど、faonがフランス語で小鹿っていう意味なんですよ。
洋服屋さんはロゴがかなり重要なんで、字面なんかも合わせて考えた結果ですね!
インスタグラムのハッシュタグはひらがなで #ふぁーんす か、フランス語で#FAONS かな。
ーーこれで検索できるんですね
鹿川さん:さかのぼると鹿がでてきますね。笑
なるほど。
ーー古着屋さんに長く勤めていらっしゃったとのことですが、古着を扱う良さはどんなところでしたか?
鹿川さん:古着って自由ですよね。
流行りにとらわれずいろんなジャンルのお洋服があるので飽きないです!
なので古着が大好きです~。
また古着ブームが来てくれることを常に願っています笑
鹿川さん:でもわたしは幅広く色んな服が好きなので、古着だけじゃなくて最近のトレンドの服も好きなんですけどね!笑
新旧入り混じるかわいいラインナップ。古着は日本のものからアメリカのものまであるそう。
月:12:00 – 21:00 仕事
火:12:00 – 21:00 仕事
水: 休み
木:着付け教室 / 12:00 – 21:00 仕事
金:12:00 – 21:00 仕事
土:12:00 – 21:00 仕事
日:12:00 – 21:00 仕事
(※ お店は水曜休みですが、詳しいオープン日時はSNSなどでチェックしてみてください!)
基本的にはお休みの日以外はお店に立っていらっしゃいます。
鹿川さんは着付け教室に通われているとのこと!
お店にたくさんおいてある浴衣や着物の着方やアレンジなど、どんどん相談に乗ってもらえそうです。
ーーこのお店はどういう思いで始めたんでしょうか?
鹿川さん:松本にないお店をやりたかったんですよ。
松本って、女の子が好むようなちっちゃいお店がないんですよね。高校生とかが溜まれるようなお店も昔はあったんですけど…。
メンズのセレクトショップはたくさんあるんですけどね。
ーー内装のコンセプトや、こだわりはありますか?
鹿川さん:お店のコンセプトは外国のおうちのような感じ!
お店カラーのピンクと水色でまとめてます。
外国のキッチンのようなイメージのカウンター
鹿川さん:ネオン管は、お店を運営する上で絶対外せないアイテムでした!
で、このバランス!
絶対ここならいい!って。
そしたらソファもぴったりだった、みたいな。
お洋服屋さんをやるには、この広さがほんと自分にいちばんベストだなって思ったんですよ。
とにかく松本にないお店にしたくて!
新品の服も古着もある方が、松本の人にとっては来やすいのかな?と思って、両方置いています。
ーー置いているものはどういう基準で選んだりしていますか?
鹿川さん:かわいいと思ったもの!!
鹿川さん:ここのお店で扱っているのは、定番なものっていうよりは、ちょっと変わってるもの。
それと、古着の他には韓国の服を結構置いてます。
もともと韓国が好きで、韓国でお洋服を買うことが好きだったので、お店でも販売したいなって思って!
女の子が好きそうなものを、ジャンル問わず扱いたいですね〜。
鹿川さん:松本の人の溜まり場っていうか、お気に入りの店みたいになってくれたらいいですけど…。
ーーいいですね〜!
ーーどうやって流行をキャッチしていますか?
流行を知るのには、雑誌をみたりとか。あとはインスタ!インスタグラムですかね。
お店のプロモーションには積極的にインスタグラムを活用。
写真でイメージが伝わるし、タグなどで宣伝や検索もできるため、若い人の間ではかなり効果がありそう。
お金をかけず、効果的に宣伝できちゃいます。
鹿川さん:気になるところはとくにないんですけど、これから夏なんで、浴衣で松本城行ったりとか縄手を歩たりとかしてほしい〜!
ーーたしかに、それはいいですね!
FAONSで購入した浴衣を着た写真にハッシュタグ #FAONS をつけてインスタグラムに載せると、お店からサービスがあるらしい。
鹿川さん:観光客の人も、絶対写真撮りたいでしょうからね!浴衣ならサッと着れるし。
鹿川さん:たまに居酒屋とかで、浴衣の人にはドリンクサービスとかやってませんか?
松本だとなんか薄い…?
もっとしっかりアピールしてほしいですね!笑
ーーなるほど。浴衣の人が増えればサービスもっと増えそうですよね。それこそ写真撮ったりだとか。そういうのも含めて、もっと浴衣がフィーチャーされてもいいかも。
鹿川さん:浴衣を着てくれる人が増えてほしいですね。
服に興味があれば、浴衣にも興味あると思うんですよ。笑 「着たいな〜!」みたいな。笑
最近は、キモノも昔に比べたら崩して自由に着られるし。
松本市は観光スポットですし、FAONSを通じて少しでも着物に興味を持ってくれる方が増えてくれたら嬉しいです!
和装に合う小物もたくさん。自由に浴衣を着て夏を楽しもう!
鹿川さん:ターゲットとしては20〜30代くらいです。
でもかわいいものが好きな方ならどなたでも大歓迎なんですけど!!笑
「このブランドが好きだからこれを着る」っていう人もいるじゃないですか。
でも、ブランドにとらわれずなんでも着てほしいんですよね。
いろいろな種類の服を扱っているので、「ブランドにとらわれず何でも好きなものを着たい」っていう人にはぜひ来て欲しいですね〜!
お店の雰囲気に合うような、ピンク色の小物がたくさん。
ケータイとipadに貼ってあるのは、お店のロゴが入ったステッカー。
花柄のペンケースやスケジュール帳もかわいいですね。
紫外線の強い信州、日焼け止めは必須。日やけ止めスプレー ならお手軽に紫外線対策ができちゃいますね。
イヴサンローランのリップやティント、シャネルのミラーなど、ハイブランドのコスメは見た目も華やかです。
お気に入りの香水は、もう廃盤になってしまったものだとか。
若い女性に人気のシアタープロダクツのヘアクリップは、車を運転するときなどにさらっと髪をまとめるのに便利だそうです。
鹿川さん:まずは名前を知って欲しいですね。
今後は買い取りとか委託とかもやっていけたらな、と思っているところです。
ーー鹿川さんにとって服とは?
鹿川さん:たからものですね。人生ずっと一緒だから。人生の楽しみです。
鹿川さん:駅前でのんびり営業しております。
レディースオンリーですが、どんな方でもWELCOMEです!
プレゼントラッピングもやっていますので男性の方もぜひいらしてください♪
おまちしております!
衣食住のなかで、一番最初にきてはいるけれど、プライオリティが低くなってきた気がする「衣」。
自分のために、誰かのために、たまにはちょっと気分を変えて装ってみる。
流行の「ミニマルな暮らし」とは相対するものだけれど、そういう幸せも大事にしたい気がします。
駅から近くて仕事帰りにもふらっと寄れるかわいいお店FAONSは、
歩いて楽しい街松本の、あたらしいおしゃれスポット。
立ち寄って、無駄話をして、ついでにちいさなギフトを携えておうちに帰るっていうのもすてきな日々の過ごし方だと思います。
オーナーの鹿川さんのセンスあふれる空間で、しばしお買い物を楽しんでみてくださいね。
それではまた次回。ごきげんよう!
住所:長野県松本市中央1-13-1
TEL:0263-88-3171
営業時間:平日13:00-21:00 / 土日祝 11:00-19:00
定休日:水曜日
(取材:えづれ / なかざわ 写真:なかざわ)
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