【取材】信州大学の学生が空き家でつくった拠点に行ってきたよ。

Category : ニュース・トレンド まつもとコネクト レポート

今年5月に新しく、拠点をオープンさせたまつもと空き家プロジェクト
信州大学生5人がプロジェクトメンバーで、立ち上げた拠点に来たひとりひとりが「6人目」になってほしいという想いを込めて、付けた名前は「ロッピキ」。

代表の増川さんは、Knower(s)のイベント「まつもとコネクト」に登壇していただいたこともあるんです。

今回は、まつもと空き家プロジェクト「ロッピキ」のイベントにお邪魔してきました。
 

 

信州大学近く。人が交流する「ロッピキ」

松本市北深志3丁目、信州大学付属中学校近くにある「ロッピキ」は、ガラス張りの外観と黄色いシャッターが印象的。
今回は、コーヒーとお酒を愉しむイベント「Cafe&Bar ちむちむ」に参加してきました。

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メンバーの千村くん(右側)は某有名カフェで働いています

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本日のコーヒーは3種類を用意

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16時から始まったイベントには少しずつ近所の住民や大学生が集まり始めました。
ゆったりとした時が流れます。

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近所の小学生も!

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入り口を入ると右側に描かれている。葉っぱには訪れた人のメッセージが書かれていて、時を重ねるたびに葉が茂っていく

 

代表の増川さんへのインタビュー

せっかくなので、「まつもとコネクト」にも登壇していただいた代表の増川さんにインタビューしてみました。

ーーよろしくお願いします。まず、共同代表の東さんとの出会いを聞かせてください。初めて会ったのが「まつもとコネクト」だったんですよね?

増川さん:はい。それまで東さんの存在は知っていたのですが、なかなか会う機会がなくて。初めて会ったのが「まつもとコネクト」でした。ただ、コネクトの時はそんなにじっくり話さなかったんです。その時は、後日会ってじっくり話すことになりました。

ーー改めて会って、話してみてどうでしたか?

増川さん:実は、その時、お互いに違う人と空き家探しをやっていたんですが、東さんと話してみて、お互いに共通する所があって、一緒にやりたい!と思い一緒にやることになりました。私は異世代交流をする場を作りたい、東さんは学生が戻ってくる場を作り、地域の人と交流したいと思っていました。そこで、価値観の共有が出来たのが大きかったんじゃないかなと思います。

ーーそれで一緒にやることになったんですね。ちなみに、物件はどうやって見つけたんですか?

増川さん:歩いて、空き家っぽい所を見つけて、電気メーターをひたすらチェックしてました(笑)。

ーー大変ですね(笑)。見つけた時どう思いましたか?

増川さん:ガラス張りで信州大学に近くて、理想な物件だと思いました。最初は塩尻の「nanoda」を目指して、駅の近くに作ろうかとも思ったんですが、学生が来づらいと思い、信州大学の近くにしました。

ーーなるほど。場所的にも物件的にも良かったんですね。OPENしてみて1番良かったことはなんですか?

増川さん:ここに来た人たちに、「普段会えない人に出会えた」と言ってもらえた時が嬉しい。自分が目指している場所になりつつあることを実感しますね。
私が異世代交流って良いなと思ったきっかけが「ALPS BOOK CAMP」だったんです。そこで体験したような異世代交流が実現しつつあると感じています。大人の方から刺激的な話を聞くこともあって楽しいですね。

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ーー最後に、今後この空間をどうしていきたいですか?

増川さん:まずは、おしゃれで落ち着く空間にしたいですね。いまは落ち着くけどおしゃれかというと……(笑)

それと、ここが人を繋げられるような場所にしたいですし、結びつくような場にしたいなと思っています。良いコミュニケーションを大事にしていきたいです。

ーーここで多くの繋がりが生まれていくと良いですね。今回はありがとうございました!

大学生が始めたプロジェクトに、周辺の住民や大学生が集まってきて、一緒に何かする。この場に参加して、協力する。
ゆったりと気負うことのない、穏やかな時間が流れています。

「ロッピキ」の情報はfacebookページをチェック!

(取材:ハラ)

  
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